柔道整復師の資格を取った理由

こんにちは。

痛み・姿勢・動きの改善!

名古屋市千種区吹上にあるパーソナルトレーニング&整体院のからだケア吹上

院長 清水です。

 

今回は、なぜ私 清水がアスレチックトレーナーでもなく、理学療法士でもなく、

鍼灸師でもなく、看護師でもなく、

柔道整復師」という国家資格を選んだのかをお話ししたいと思います。

 

 

綺麗事ばかり申し上げますが、人の役に立ちたい!

この想いが小学生の頃から私には強くありました。

いわゆる「承認欲求」が強いアイデンティティだったんですね。

 

ここを掘り下げると私の生い立ちが関係してくるので、

これまた恐ろしく長くなりそうなので、簡単に…。

 

兄を小児白血病で亡くしており、親は離婚している…。

ドラマに出てきそうな一般的に「不幸」とされる生い立ちがあるためか、

私は人から感謝される事や喜んでもらえる事が大好きでした。

認められた…と感じていたのでしょうか?

 

とにかく、そんな生い立ちがあるためだと自己分析していますが、

「承認欲求」が強い人間でした(きっと今もです)。

 

小学生時代のボランティア活動に味を占め(?)、

中学・高校でもクラスの誰よりもボランティアというものに積極的でした。

(阪神淡路大震災の支援物資集めとか…)

 

高校時代はJRC(Junior Red Cross・青少年赤十字活動)というボランティア関連のクラブ部活に所属し、部長を務めておりました。

 

そんな流れで大学選びの際、「お前は福祉か教育の道に行け!!」と担任の先生に猛烈に勧められ、福祉大学に進みました。

(自分は音楽・メディア関係の仕事に就きたいと思ってましたが…)

 

福祉と聞くと、「高齢者」や「介護」のイメージがまず思い浮かぶのではないかな?

と思うのですが、私は「身体障がい者」の分野を専攻しておりました。

 

大学を卒業後は、「施設ではなく地域で重度障がい者が暮らせるように社会を変えていこう!!」という障がい者の自立生活センター(CIL)という所で、ヘルパーとして活動に関わっておりました。

 

その中で、人間の身体に興味を持つようになったのです。

重度の障がいを持つ方々だったので、

「この骨の変形どうなってんの!?」

「麻痺ってこんなにやせ細るんだ!?」

といった、単純に人間の身体の不思議?に興味を持つようになりました。

 

また、先天性(生まれつき)の障がいを持つ方は、短命な方が多く、

10代20代の若さでお亡くなりになる方々を見てきました。

(自分もその時は20代前半~半ばですが)

 

同年代で物凄く仲良くしていた同志(社会を変えていきたいと願う)や、可愛がっていた中学生の男の子。

とにかくめちゃめちゃ悲しくて悔しい想いを何度もしましたね。

 

そこで何を勘違いしたのか、「医療の知識があれば、もっと何かできる事はあったのではないか?

と、後で思えば大それた事を考えるようになりました。

 

 

という事で、20代半ばにして理学療法士を目指そう!!

という考えになりました。

 

え?医者じゃないのかですって?

そんな頭があれば最初から目指してますがね~(^^;)

 

って言うか、子供の頃は医療・医者嫌いでした。

これまたややこしい話ですが、いとこの家が医者家系でして、

離婚して出戻りの私の母親と、いとこ一家に対する祖母の対応が全く違っていたのです。

 

子供ながらに「出戻りの母にはきつく当たり、医者にはへこへこしやがって…」

という、今考えると自分の偏屈なものの見方・捉え方だったのでしょうが、

そういう理由で医療・医師=偉そうな人達…という偏った見方になっていました。

 

・・・が、結局は自分も医療を学びたいと思うようになるとはね…(^^;)

 

話しは逸れましたが、そんなこんなで地元にある理学療法士の専門学校を社会人入試で受けました。。。

が、あえなく不合格。

倍率10倍だったかな?その当時でもかなり多くの方が受けておられましたね。

 

一応仕事はしつつも、なんちゃって浪人をして来年こそ!

と考えておりましたが、そんな時に知り合ったのが接骨院を営む「柔道整復師

の方でした。

 

その時まで接骨院にかかった事もなく、柔道整復師という資格も知りませんでした。

 

 

その方はちゃんとした(?笑)柔道整復師の方で、

たまたま院に遊びに行かせて頂いてる時に骨折の整復を目の当たりにしたり、

国体にトレーナーとして帯同するような方でした。

 

こんな資格と職業があるんだ~と一気に心を鷲掴みにされ、

そこから調べると、

「日本の伝統医療であり、骨折や捻挫など外傷の治療家である。

医師以外で保険の取り扱いを許されている唯一の資格である。

開業権がある。」

 

といった情報を得まして、

「誰にも縛られず、自分のやりたいようにやりたい!」

「煩わしい気遣いや、無駄な労力は勘弁!」

といった、自他ともに認める社会不適合者である私は、

 

「自分には理学療法士より柔道整復師の方が合っている!!」

と思うようになりました。

 

その年は理学療法士ではなく柔道整復師の学校を受け、無事合格し、

20代後半でまた学生になりましたー。

(夜間部なので昼間はバイト・夕方から学校に行き夜は勉強!)

 

入学当初は28歳で、高校からそのまま専門学校に入った子達とはちょうど10歳差。

私より年上の同級生もいれば、10歳年下の同級生もいるという、

大学までとは違った年齢層での学校生活でした。

 

 

・・・という訳で、私は柔道整復師の資格を取りましたー。

学校に入って1週間で後悔したという話は・・・また別の機会に・・・(-ω-)/

 

 

こんな文章を呼んで下さった方がおられたのなら、ホントありがとうございました~!!

 

 

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