いじめの現場に遭遇しました

姿勢改善に強いパーソナル ケア&トレーニン

からだケア吹上 メディカルトレーナーの清水です。

 

昨日、考えさせられる現場に遭遇したのでブログ書いてみます。

 

 

昨日の名古屋は快晴で、暖かいを通り越して暑いと感じるくらいの春の陽気でした。

 

お外遊びが大好きな我が家は、子供2人と共に河原のサイクリング&ピクニック!!

河原から初めて行く公園に移動し遊んでいた時の事です。

 

 

小学中学年~高学年くらいの集団が、1人の男の子(小学中学年くらい)を大声を上げて追いかけていました。

 

自分の子供たちのブランコをせっせと押していたのと、大声が挙がったのは突然の事だったので、

最初は「ん??なんだ??」

と状況が把握できず。普通に子供たちの鬼ごっことかふざけているだけなのかな?

と感じたんです。

 

 

が、追いかけられている子は自転車のカゴから落としたのも気付かないくらい慌てていて、

その姿に「ん?もしかして…」と違和感を感じていました。

 

 

しばらくして追いかけられていた子が辺りを警戒しながら帰ってきたので、

「君、いじめられてない?大丈夫か?」と声をかけてみました。

 

彼はいきなり知らない大人に声をかけられたのでビックリした様子で、

「え?いや、うーん・・・あ・・・え~っと・・・」

自分でもこれがイジメなのかどうか判断できない様子。

でも表情は困惑・不快・戸惑いの表情を見せていました。

 

「何かあったら言ってよ!!」と声をかけ、

その後何事もなく自分の子供たちと遊んでいたのですが、

しばらくして集団に見つかってまた追いかけられる羽目に。

 

追いかけられているその子の様相を見て確信。

 

彼は明らかに嫌がっていて、本気で恐怖を感じて逃げている。

そう確信できる逃げ方でした。

 

現に、逃げてる途中で手に持っていた忘れ物をまたしても放り投げる姿を確認。

「これは遊びでも悪ふざけでもなくイジメだ」と感じ、

自分の子供たちはその場に放置し、彼の忘れ物を探しに行き、それを持って彼が逃げた方へ彼を探しに行きました。

 

 

が、自分の子供たちを公園内に置いてきているので、あまり離れられず、

目視で確認できる範囲にも彼の姿はなく…。

 

仕方なく彼が乗り捨てていったであろう自転車の近くに、

忘れ物(ラジコンのコントローラー)を

置いて自分の子供たちの元へ戻りました。

 

 

 

それからまたしばらくして、またあの男の子が公園に向かってきているのを見つけました。

今度は父親らしき男性と一緒に。

 

父親らしき人の手にはラジコン。

男の子は最初公園の敷地内に入ってきませんでした。

 

彼を始めてみてから既に1時間以上経過していて、時間的にもそろそろ帰ろうとしていた時間帯だったので、

公園内をキョロキョロしる父親らしき人と、遅れて公園内に入ってきた彼に声をかけてから帰る事にしました。

 

「大丈夫か?怪我してるとかない?」

「ラジコンのリモコン、自転車の近くに置いておいたけど届いてる??」

 

男の子は「あ、はぁ・・・」みたいな。

年頃だから単に恥ずかしいのか、やはり心理的に何かあるのか・・・

は、分かりませんが、やはり父親だった方に

「でしゃばってすいません。」

「彼にもプライドというか、知らない人に急に関わられても困惑させるだけかな?

と思いつつも、やっぱり見て見ぬ振りはできなくて声をかけさせてもらったんです・・・」

と伝えました。

 

そうすると父親も

「ラジコンを壊されたらしく、僕も迷ったんですが、ちょっと様子を見に行こうかと思って来てみたんです・・・」

との事でした。

 

で、私は最初から気付いていましたが、彼に確認してみるとやっぱり・・・でした。

 

彼は「軟骨無形成症」という2万人に1人くらいの確率の疾患を持っている子でした。

いわゆる「小人症」です。

 

低身長に加え特徴的な身体のラインなので、私は多分そうだろうな…と感じていました。

 

 

推測に過ぎませんが、その病気があるからイジメにつながっているんだとしたら、

それこそ許してはいけない行為であり、相手の集団が子供であっても、

大人がちゃんと諭してあげないといけないと思う訳です。

 

私は教育者でもなければ、医者でもありません。

 

単なる一父親で一人間です。

 

でも…だから、見て見ぬ振りはできませんでした。

 

いや、もちろんその都度一瞬は迷ったんですよ。

 

 

彼らの普段の関係性も知らないし、

万が一私が出しゃばって間に入る事で、

よりエスカレートしたいじめになってしまわないか?

イジメは許されないけど、

イジメを受けている彼も「No」の声や周りに助けを求める声を挙げなければいけない。

今後の事も考えると。

 

なんて余計な(?)考えが頭の中をぐるぐる回ったりしてました。

 

でもやっぱり見て見ぬ振りはできず、

「こら!お前らやめろー!!」とがっつり間に入って行く訳ではないけど、

周りの大人も見ているぞ!という感じをイジメていた集団に与え、

イジメられていた彼にも、

君を気にかけて助けようと思う大人もいるよ?

という雰囲気を出しておくに留めました。

 

別れ際に彼とちゃんと話せたのですが…。

 

病気が原因で今後もイジメ…と言うかイジられる事はあるかもしれない。

でも敵ばっかりじゃないからね。

おじちゃんみたいに味方になりたいとか味方になってくれる人も必ずいるからね?

 

…とだけ伝えて彼とお別れしました。

 

うちの5歳の息子とさほど変わらない体格でしたが、年齢を聞いたら4月から中学生になるとの事。

中学に入るという事は、新しい環境になる訳だし、

小学生より知恵も力もついてくる成長期に入る訳で…

 

 

帰りの道中、勝手にあれこれ考え込んでしまいました。

ずーっと傍で待たせておいた息子や娘は何を想い感じたか…。

 

2歳の娘はさほど状況が分かっていないでしょうが、

5歳の息子はそれなりに理解しているようで、

帰りの自転車に乗りながら「イジメちゃダメだよね~」

なんて会話を軽くしました。

 

というのも、うちの息子は優しいというか、気が弱いというか…。

保育園でやんちゃな子にやられるタイプなんですよね。

 

やり返せない性格なのを分かってて「やられたらやり返せ!!」

とはっぱをかけるような事を普段息子には伝えていますが…。

 

何かと考えさせられる現場に偶然に合わせたので、

何となくブログを書いてみました。

 

この記事をどんな立場の方がどんな心境で読んで下さるかは分かりませんし、

そもそもどれだけの人に読まれるかも分かりませんが、

広く他の方の意見を伺えたらな~なんて思います。

 

 

是非皆さんのご意見をコメントで教えて下さい!!

 

あなたならイジメの現場に遭遇した時、どう考えどう行動しますか??

色んな状況が考えられるので、一概には言えないでしょうけど…。

 

 

最後まで読んで下さりありがとうございましたー!!!

 


 #いじめ #イジメ #軟骨無形成症 #小人症 #父親として #人として

 


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